ABL(Asset Based Lending)と売掛債権担保融資

◇国や地方公共団体で推奨している資金調達としてABL(Asset Based Lending)と言う資金調達制度をご存知でしょうか。従来の資金調達の多くは不動産担保融資でしたが、この制度は在庫商品や売掛金を担保に融資する制度です。ただしこのABLは、金融機関の取扱い商品によって、条件設定がかなり違うようです。売掛金担保の場合、売掛先の承諾を要する等です。これでは取引先に自社の資金繰り状況を知らせてしまう難点があります。そこで、この点を考慮した使い勝手のよい東京スター・ビジネス・ファイナンス様の『売掛債権担保融資』をご紹介します。経営者には、知っておいて損のない情報です。

◇この制度内容を知るために2つの事例を紹介します。

《事例1》
◆運送業(年商8億円:実行金額2,500万円 実行までの日数28日)

【導入までの経緯】

4年前に金融機関からの融資で物流センターを新設したが、センター稼動が半年遅れたことで、一時的に債務超過となる。金融機関の元本返済を一時ストップ、また社会保険料および消費税の納付を遅らせることで、何とか繰り回してきた。ここにきて荷主からの配送業務依頼が相次ぎ、ドライバー・車両を確保するため、資金調達を検討してきたが、どこの金融機関もリスケや消費税滞納を理由に応じてもらえなかった。

【売掛債権内容】

・売掛先数   …大小合わせて約30社
・対象外債権  …3社(譲渡禁止特約・サイト短)
・平均回収期間 …約40日間
・社保国税納付 …滞納合計1,000万円
・月商の波   …年明けに売上減少

【お客様の声】

主要荷主からの業務依頼に応えるためにも、何とか資金調達をしなければならない状況でした。社保・国税の滞納がありましたが、完納することを条件に売掛金の評価を算出してもらいました。2,500万円の融資の内、1,000万円は納税資金、1,500万円は先行投資の運転資金として活用しています。荷主の要請にも応えることができ、また一つ荷主との関係が強固になったと感じています。

《事例2》

◆食品製造業(年商12億円:実行金額3,000万円 実行までの日数30日)

【導入までの経緯】

ここ数年、原料が急騰したことで赤字計上となり、2,000万円程の債務超過となる。金融機関に対しては一時的に返済条件見直しを申請。その後、売上の価格転嫁が進み、仕入価格も少し落ち着きを取り戻し、明るい兆しが見えてきた。しかし、仕入資金をメイン行に依頼したが、リスケ中・債務超過を理由に断られた。

【売掛債権内容】

・売掛先数   …大小合わせて約70社
・対象外債権  …10社(譲渡禁止特約・サイト短)
・平均回収期間 …約30日間
・社保国税納付 …滞納なし
・月商の波   …年に2回波が発生

【お客様の声】

リスケ・債務超過といっても一時的なもので、金額もさほど大きくなかったため、あまり心配はしていませんでしたが、メイン行からの回答は厳しいものでした。今では通常月では2,000万円前後、繁忙期には増加運転資金として1,000万円を追加して活用しています。おかげで調達の幅が広がりました。

売掛債権担保融資の金融機関による違い

一口に『売掛債権担保融資』といっても、金融機関によって違いあります。
その違いと東京スター・ビジネス・ファイナンス様の条件を整理します。

<他の金融機関の売掛債権担保融資の条件>

・優良企業のみが対象
・相手先に承諾が必要
・入金口座の変更が必要

<東京スター・ビジネス・ファイナンス様の売掛債権担保融資>

■条件

・優良企業問わず分散した小口取引が対象(相手先の与信は関係なし)
・相手先への承諾は不要(商取引の流れを変更する必要なし)
・入金口座の変更不要
・ご融資金額は1,000万円〜1億円以内
・新商品:ミニABLの融資額は、500万円から

■対象顧客

・年商3億円以上。継続した売掛先数が最低10社以上
・新商品:ミニABLの年商は2億円前後(月商1000万円以上)
〔対象業種〕卸売業、運送業、製造業、人材派遣業、印刷業等
なお、工事が絡む建設業、不動産、小売は対象外
・債務超過、赤字決算、リスケ中でも取扱可
・国税、社会保険の納税資金も可能(当社資金で同時納付)
・エリアは全国(沖縄以外)

■特長

・銀行の売掛債権担保融資と違い、売掛先へ通知・承諾必要なし
・優良企業が対象というわけではなく、小口分散された取引が担保の対象
・商取引の流れは一切変更なし(入金口座の変更なし)
・代表者保証は必要なし◇提供する金融機関等の商品

*東京スター・ビジネス・ファイナンス様は、東京スター銀行の子会社です。

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